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乳がんについて

乳がんとは

乳がんは、乳腺(乳管・小葉)から発生するがんで、女性に最も多いがんの一つです。
近年は検診の普及と治療の進歩により、早期発見・適切な治療で高い治癒率が期待できる疾患となっています。
乳がんは一つの病気ではなく、性質・進行度・遺伝子特性によって大きくタイプが異なるのが特徴です。

乳がんの主な分類

浸潤がんと非浸潤がんの違い

非浸潤癌(0期)がんになる直前の状態
  • がん細胞が乳管・小葉内にとどまる状態
  • 転移のリスクはほぼなし
  • 手術で根治が期待できる
  • 代表:非浸潤性乳管癌(DCIS
*早期発見の理想的な状態
浸潤癌(1期以上)(ふつうの乳がん)
  • がん細胞が周囲組織へ広がる
  • リンパ節・遠隔転移の可能性あり
  • 手術+薬物療法が必要になることが多い
    *治療戦略が重要になる段階

非浸潤がんと浸潤がん

DCISと乳がん浸潤がん
浸潤癌と非浸潤癌

乳がんのサブタイプ

分子生物学的分類

ホルモン受容体陽性乳がん(ER / PgR陽性)
  • 女性ホルモン(エストロゲン)で増殖
  • 乳がんの中で最も多いタイプ
  • 比較的進行がゆっくり
治療
  • ホルモン療法(内分泌療法)が中心
    • タモキシフェン
    • アロマターゼ阻害薬
👉 長期コントロールが可能なタイプ
HER2陽性乳がん
  • HER2タンパクが過剰発現
  • 増殖が速く悪性度が高い
治療
​・分子標的治療が非常に有効
  • トラスツズマブ
  • ペルツズマブ
  • T-DM1(抗体薬物複合体)
*現在は予後が大きく改善した代表的タイプ
トリプルネガティブ乳がん
  • ER陰性・PgR陰性・HER2陰性
  • 進行が極めて速い
  • ​予後は悪い
治療
免疫療法(PD-1,PD-L1等)
​血管内治療
乳がんのサブタイプ
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組織型による分類

浸潤性乳管癌(最も多い)
  • 乳管から発生し周囲へ浸潤
  • 乳がんの約70〜80%
浸潤性小葉癌
  • 小葉由来
  • 両側性・多発性になりやすい
未分化癌(低分化癌)
  • 細胞の形が崩れ悪性度が高い
  • 増殖が速い
  • 抗がん剤が重要
    ​* 進行が早いため早期治療が重要
炎症性乳がん
  • 乳房全体の赤み・腫れ・熱感
  • 進行が非常に速い
  • しこりが目立たないこともある
    *緊急性の高い乳がん

分子標的薬と適応

HER2陽性
  • トラスツズマブ
  • ペルツズマブ
  • トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)
    * HER2タンパクを直接攻撃
ホルモン受容体陽性
  • CDK4/6阻害薬(パルボシクリブなど)
  • mTOR阻害薬(エベロリムス)
    *ホルモン治療+分子標的で効果増強
BRCA変異陽性
  • PARP阻害薬(オラパリブなど)
    * DNA修復機構を標的
トリプルネガティブ
  • 免疫チェックポイント阻害薬(PD-1/PD-L1)

治療の基本戦略

乳がん治療は以下を組み合わせて行います
  • 手術(乳房温存/全摘)
  • 放射線治療
  • 薬物療法
    • ホルモン療法
    • 抗がん剤
    • 分子標的薬
    • 免疫療法
      * オーダーメイドに治療を選択
当院の乳がん診療の特徴
  • オーダーメイド個別化治療提案
  • 分子標的薬・免疫療法の適応評価
  • 再生医療・免疫療法との併用相談
  • セカンドオピニオン対応
要約
  • 非浸潤 → 根治可能
  • ホルモン陽性 → 長期コントロール
  • HER2陽性 → 分子標的薬が有効
  • 未分化・炎症性 ・トリプルネガティブ・転移・再発は治療困難
    → すぐに医療相談を受けてください

乳がんの再発・転移

乳癌の転移

乳がんにオススメ
​樹状細胞ワクチン

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乳がんにオススメ
​LAK 活性化リンパ球治療

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癌免疫治療

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樹状細胞ワクチン

LAK 活性化リンパ球治療

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